米Googleが、新しい検索結果をテストしているようです。検索結果に、他のサイトで言及されているリンク(mentioned in)が表示されます。このリンクをクリックすると、テキストへのスクロールを使用して他のサイトの参照コンテンツに直接移動する仕組みになっています。
mentioned inとは?
言及されているリンク(mentioned in)は、他のサイトで言及されている場合にリンクが表示されるようです。海外の検索結果では、複数のパターンで表示されていることが確認されています。
ユーザーはどのように活用するのか?
おそらく日本の検索結果ではテストしていないため、詳細は仕様は確認できませんでした。ただ、ユーザーがどのように活用するかというと、そのサイトの評判やその他の情報に素早くアクセスできるようになると思います。
Googleとしては、いち早くユーザーに情報を届けることを目的としているため、再度検索結果にキーワードを入力することなく、必要な情報にたどり着けるメリットがあるのかもしれません。
どんな影響があるのか?
言及されているリンク(mentioned in)では、サイトに関連している情報が表示されるので、本来であれば、続けて検索していた関連キーワードの検索数が減少するかもしれません。
例えば、評判・口コミ・料金に関することなど、他のサイトで言及されている場合、それらのサイトが言及されているリンク(mentioned in)に表示される可能性があります。
その結果、ユーザーは続けて、評判・口コミ・料金などで検索する必要がなくなるため、関連ワードの検索数が減少するという可能性です。
まだ、日本でもテストされていないようですし、詳細は分かりませんが、米国でのテスト結果を受けて日本でも採用されるのではないでしょうか?
執筆者:西山 隼人
サイバーエージェントで約100社以上のSEOをコンサルティング。価格.com、食べログでインハウスSEOを担当。ウエディングパークで、SEO・UIUXのマネージャーとして集客全般の責任者を担当。大規模サイトのグロースが得意分野。